片品村役場

尾瀬サミット開催

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9月に入り尾瀬の郷ここ片品村も、大変過ごしやすい季節となりました。日光白根山、尾瀬至仏山、上州武尊山を始め山紫水明の地片品村の連山が、錦に染まる紅葉の始まりも後僅かとなりました。

***災害時における相互応援協定10周年記念調印式***

この度の写真は、8月27日日曜日に埼玉県蕨市で行われた防災訓練の会場での一コマです。蕨市と片品村が「災害時における相互応援協定」を締結して10年の節目を迎えるにあたり、記念調印式が執り行われました。今後も埼玉県上尾市と同様、一層の信頼と交流を深めていきたいと考えております。

***尾瀬サミットにおいて***

その調印式の2日前の8月25日ですが、尾瀬サミットが理事長である小寺群馬県知事を始め、100名を超える関係者が尾瀬沼ヒュッテに集まり盛大に開催されました。その席で、ご来賓として出席いただいた環境省自然環境局長の南川秀樹様より、来年度中に尾瀬国立公園実現に向けた説明を拝聴し、期待をしているところであります。

***福岡市における痛ましい事故を教訓に***

尾瀬サミットが開催された同日に福岡市において大変な事故が発生いたしました。若い市職員が酒気帯運転で家族5人の乗った車に追突し、博多湾にて幼い3名の尊い命を奪ってしまった事件です。一部の報道では、その職員は仕事もまじめだったという事ですが、彼はこの度の事件で全てを失ってしまったと言っても過言ではないと思います。片品村職員には、絶対にそうした事のないよう指導していかなければらないと改めて感じているところであります。「魔が差した」とか、「運が悪かった」では済まされない僅かな気のゆるみが、一瞬にして全てを失う現実を常に忘れることのないよう、心して指導してきたいと考えております。

平成18年10月

片品村長 千明金造