片品村役場

新年挨拶

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明けましておめでとうございます。皆様には、希望に満ちた輝かしい新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。

***平成19年の出来事***

昨年を振り返ってみますと、1月に、全国町村会から町村自治の健全な発展を認められ、優良町村として栄えある受賞をいたしました。皆様の温かいご支援の賜であり、心から感謝を申し上げます。8月には、尾瀬国立公園が実現いたしました。我が国に20年ぶりに誕生した国立公園は、今後の片品村の発展に計り知れない可能性があることと確信をしております。この公園誕生を祝い、尾瀬の郷片品村の農産物PR、尾瀬フェスティバルを始め、尾瀬の森映画祭や尾瀬の郷オゾンシアターの実施、尾瀬ブランドの取り組みなどを行っています。これらの自治体独自の前向きな取り組みに対し、国から特別交付税で支援していただけることになりました。また、片品村の長年の懸案でありました椎坂バイパストンネル問題につきましては、最近の新聞等でご承知のように、大きな前進をみることが出来ました。ご尽力をいただいた多くの関係者の方々へ、改めて心から御礼を申し上げる次第であります。

***ふるさと納税制度について***

さて、我が国では、平成20年の国の税制改革大綱に、「ふるさと納税制度」が盛り込まれました。この制度は、尾瀬の郷片品村にとりまして、願っていたものであると思います。ご存じのとおり、都会等に住む人たちが、住民税の1割を自分の故郷や好きな自治体に寄付することが出来るものであります。尾瀬国立公園の誕生や、総務省のインターネットポータルサイト「田舎暮らし人気度」で片品村は村の部でダントツの1位になるなど、本村への関心は高まってきています。このふるさと納税制度を片品村の発展に大いに活かすべく、新たな取り組みを始めたところであります。

また、摺渕橋も上部工に着手し、群馬県が行っている幡谷橋の架け替えも順調に進捗しています。

***終わりに***

新年を迎え、更に住み良い尾瀬の郷片品村づくりに、一生懸命努力をしていく所存であります。皆様には、なお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。平成20年が皆様にとりまして、より良い年でありますように心からご祈念をいたしまして、新年の挨拶といたします。

平成20年1月

片品村長 千明金造