片品村役場

新年度あいさつ

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明治22年に現在の片品村が誕生して、120年の歴史が刻まれました。 片品村には、とても恵まれた自然環境があり、そして素晴らしい人材がそろっています。 それは長い歴史の中で、多くの先人達の苦労と努力が今日の礎を築いてくれたおかげであり、深く敬意を表する次第であります。 今後もしっかりと片品村を守り、自主自立の村として、発展継続させることが私達の責務であると強く感じています。

***自然の宝庫 片品村***

村内戸倉地区にある尾瀬は、世界的にも貴重な湿原としてラムサール条約に登録され、昨年8月には念願の単独の尾瀬国立公園となりました。 片品村には、この新たに誕生した尾瀬国立公園と日光国立公園の菅沼・丸沼、更に霊峰武尊山などがあり、正に自然の宝庫であります。 環境問題が叫ばれている昨今、この豊かな自然環境を守り活かすことが、この村を守り発展させることであると確信いたしています。

***住みよい村を目指して***

自主自立の片品村にとって、尾瀬国立公園の誕生を始め、椎坂トンネル事業の前進、御座入橋の架替事業、光ファイバー事業や塗川砂防の決定、年2万人が来る尾瀬学校事業の決定など、 片品村への大きな追い風を感じていますのでこれを活かし、インフラ整備を始め、更に住みよい村を目指して、村民と共に積極的に取り組んでいきたいと思います。 都市と地方の格差是正の一つ、ふるさと納税制度については、尾瀬の郷親善大使など多くの皆様のお力を借りて、地域活性化の起爆剤となるように取り組んで参りたいと考えていますので、皆様のご支援ご指導をご協力を宜しくお願い申し上げます。

平成20年7月

片品村長 千明金造