片品村役場

新年のごあいさつ

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新年明けましておめでとうございます。

村民の皆様方におかれましてはそれぞれ、輝かしい新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。

昨年を振り返ってみますと、天災地変ともいえる一年でありました。2月半ば関東一円記録的な大雪による甚大な被害、地球温暖化の影響か年々巨大化する台風の被害も、西日本を始め列島各地で多発致しました。

8月20日未明広島市を襲ったゲリラ豪雨により、土石流が発生し74名もの尊い命が犠牲となりました。被害が発生した広島県安佐南区は、第4回禹王(うおう)サミットが開催される予定でありました、片品村からも関係者多数参加予定でしたが大災害を受けたことから中止となりました。

9月27日紅葉の見頃を迎え登山者で賑わう御嶽山が突如噴火し、死者不明者は60数名と未だに全容は不明であります。更に11月22日白馬村や小谷村において甚大な被害が発生した長野県北部地震等々、「天災は休む間もなくやって来る。」そう言っても過言でない一年でありました。

そんな中、片品村におきましては心配された台風16号、18号、19号や地震など、大きな災害や被害もなく、年末には有難いことに各スキー場が降雪に恵まれた中で輝かしい新年を迎えることができました。

本年は片品村において2月20日から23日まで第70回冬季国体スキー競技会が開催され、全国から選手・役員約3,000名の皆さんをお迎えいたします。「人に優しい片品村」にふさわしい競技会となりますように、村民の皆さんのご支援ご協力をお願いいたします。

小学校統合に向けて建設中の片品小学校に加えて、子供たちの安全とより快適な教育環境の充実に向け、新年度には片品中学校建設の詳細設計に取りかかる予定であります。更に、安心安全な生活環境の充実に向けて、塗川橋、三松橋、細工屋橋と老朽化した橋梁整備も順次進めてまいります。

ご存知の通り安倍政権は昨年地方創生関連2法案を成立させて衆議院を解散いたしました。片品村といたしましても、第三次総合計画後期計画シンボルプロジェクトを始め、地方創生関連案を最大限活用すべく鋭意努力をしてまいります、今後とも村民皆様方の暖かいご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

結びに、本年が村民皆様方にとりましてご家族そろって希望に満ちた素晴らしい一年となりますように、心からご祈念致しまして年頭のご挨拶とさせていただきます。

平成27年1月

片品村長 千明金造