片品村役場

「平成の名水百選」認定

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***洞爺湖サミット開催***

本日我が国が議長国を努める、北海道洞爺湖サミットが開催されます。 天井知らずの原油高、あらゆる資源や穀物の高騰、そして暗雲の立ちこめる世界経済、各国がこれら多くの共通問題を抱える中、サミットの最大のテーマは環境問題であります。 止めどなく進む地球の温暖化、アマゾンの原生林を始め、年々増加する発展途上国の広大な面積の違法伐採や砂漠化、中国を始め東南アジアのエネルギー消費問題、CO2の大幅削減などが議論されます。

***尾瀬の郷 片品湧水群***

これら環境問題が大きな議題の洞爺湖サミットでありますが、環境省はこの洞爺湖サミットに向けて水環境保全の一層の推進を図ることを主な目的に、「平成の名水百選」を決定しました。 厳しい選定審査の結果、村の簡易水道の全てを含む「尾瀬の郷片品湧水群」が平成の名水と認められ、6月25日、東京都 清澄庭園内に於いて鴨下環境大臣から直接認定書を頂くことができました。 片品村は日本百名山に数えられる上州武尊山、日光白根山、尾瀬至仏山など、2,000m級の山々に囲まれ、その山々に降り積もった雪や雨が長い歳月をかけ、地中で天然濾過され、山裾から湧き出る水が豊富で、村の簡易水道の全てが美味しい湧き水であります。ご存じの通り、地球の平均気温が一度上昇すると、世界では三億人とも四億人とも言われる人々が、水不足で犠牲になるとも言われてます。 まさに21世紀は、自然環境と水が見直される時代でもあります。

***ふるさと納税制度の活用***

尾瀬国立公園を始め、片品村の豊かな自然、そして「平成の名水百選」に認められた豊かな資源を後世に引き継ぐため、ふるさと納税制度を活用させて頂きしっかりと守って行きたいと考えております。 皆さんのご理解とご支援を宜しくお願い致します。

平成20年7月

片品村長 千明金造