片品村役場

新年のご挨拶

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新年あけましておめでとうございます。

多くの皆さんが「今年こそ良い年であってほしい。」そんな気持ちで新しい年を迎えられたことと思います。

昨年は尚更に日々平穏に暮らせることの有り難さを強く感じた一年でありました、振り返れば正に、災害列島日本を象徴するような国難の年でありました。3月11日発生した千年に一度とも言われる東日本大震災の巨大地震巨大津波で、死者行方不明者は19,000人を超える未曾有の大災害となりました。また台風12号による紀伊半島豪雨では、死者行方不明者は100人を超える甚大な被害となりました。 尊い命を奪われた方々に改めて安らかなるご冥福をお祈り致します。

片品村では東日本大震災の際に、福島県南相馬市の被災者や親戚・知人での受入を含めて1,000人を超す方々を、村内の宿泊施設や民家に受け入れて頂きました。 半年を超える被災者支援となりましたが、被災者受け入れにご理解ご協力頂きました多くの皆さん、また村内・県内・国内・国外から、物心共に温かいご支援を下さいました方々に、改めて心からお礼を申し上げます。

東日本大震災での片品村のいち早い受け入れに対して、「片品村の出身者で良かった」「群馬県の生まれで誇りに思う」等の喜びの声や、「人に優しい片品村」「日本一優しい村」など、数えきれない温かい励ましの声を寄せて頂きました、そのように温かい励ましの声が、被災者支援に奮闘する一人ひとりにどれだけ力強く励みになったことか、村長と致しまして重ねてお礼を申し上げます。

新年を迎え我が国の厳しい時代だからこそ、村長として日々村のために判断を誤ること無く更に鋭意努力をする覚悟であります。 今後とも、皆さんのご指導ご支援を宜しくお願い致します。

結びに、平成24年が皆さんにとって良い年でありますように、御祈念致しまして新年にあたり御挨拶と致します。

平成24年1月

片品村長 千明金造