片品村名誉村民　　故　吉川 廣和　様

片品村　名誉村民でもあります、故　吉川 廣和様のお別れ会が、９月15日、DOWAホールディングス（株）主催により、ホテル椿山荘東京におきまして厳かに執り行われました。

吉川様には、生前、尾瀬の郷片品村のために多角的な視点から、尾瀬の環境保全や村の発展に向けて、長年にわたり多大なご貢献を賜りました。

ここに、改めて生前のご厚情に感謝を申し上げますとともに、謹んで心からご冥福をお祈り申し上げます。

思えば昨年、片品村議会の同意を得て、11月13日役場２階において、議会議員の皆さんを始め関係者ご臨席のもと、片品村名誉村民推挙状の伝達式を挙行させていただきました。

年明けから何の連絡も無い中で、６月23日早朝に私の携帯にほんの短い着信がありました。

そして状況を知り、その日の内に埼玉県上尾市の病院に駆けつけさせていただきました。

吉川様から出た言葉は、「村長　私の命は後僅かだよ。片品村が生き残るためにも村長に提案した、村の中心地役場周辺に早く道の駅を作るべきだ。あの話はどうなっている。村名に尾瀬を使わなければ。“尾瀬かたしな村”でも良い。“片品村”では都会では知らない人が大半だよ。」等々。

最後の最後まで片品村の心配をされておられました。

お会いしたその日から僅か15日。日本鉱業協会会長、内閣府参与、内閣府行政刷新会議議員等々、多くのご功績を残されて、吉川　廣和　様は　享年72才で天国へと永久の旅立ちをされました。

生前いただいた数々のご厚情に重ねてお礼を申し上げるとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

ありがとうございました。

平成27年９月